BLOG技術者ブログ

給与明細を紙媒体からデジタル化へ移行し早1年となりました。

給与明細のデジタル化においては、封筒や切手等の紙資源やコストを節約できること、
コロナ禍の中で人との接触を避けることが可能となりました。
また、給与明細のデジタル化はIT企業らしい取り組みでもあります。

◆本取り組みは、SDGsの⑫に該当しております。
⑫は「つくる責任、つかう責任」となり、持続可能な消費と生産を構築するための目標となります。
その中の達成基準にあたる以下の12.5が本取り組みの一環となります。

指標12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

これはグローバル指標となり、1企業だけでなく国全体、世界全体での指標となります。
国連より各国へ各省庁へ各自治体へそして企業へ協力を仰いでおり、当社はこれに参加しているのです。

スケールが少し大きいようにも思ってしまいますが、1つ1つの企業等が参加しなければ始まりません。
「one for all, all for one」です。

◆スケールが大きいといえば、SDGsの目標をご存知でしょうか。
SDGsは17の目標となっておりますが、お聞きしたいのは最終的な達成条件です。
SDGsの達成条件とは、世界から貧困がなくなることになります。
これはSDGsの①に該当し、例え②～⑰までが達成されていようともSDGsとしては未達成となります。
逆に①さえ達成すれば②～⑰までが未達成でもSDGsは達成となります。
ですが、②～⑰は①に遠からず隣接している目標ともなっているので全てがクリアされないとSDGsの目標は達成できないものとなっております。

少しスケールが大きい話をしてしまいましたが、当社は⑫の他にあと2つのSDGsに取り組んでおります。
それはSDGsの目標⑤と⑩となり、持続可能なことから進めておりますので紹介させて頂きます。

◆⑤ジェンダー
⑤は、ジェンダー平等を達成しすべての女性及び女児の能力強化を行うことを目標とし、以下の取り組みをしており、
当社では以前より女性従業員を雇用し、少数ながらも女性が進出しにくいIT系(SE等)へ参画、
さらに一昨年より当社のトップである代表取締役が男性から女性へ交代しており、当社は女性を尊重した会社となっております。

指標5.5
政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。

◆⑩不平等
⑩は、人や国の不平等をなくすことを目標とし、以下の取り組みをしており、
当社では以前より外国人を隔たりなく雇用し、積極的に自社活動にも励んで頂いております。

指標10.2　2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々のエンパワーメント及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
指標10.3　差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、ならびに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。
指標10.4　税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。

◆⑤と⑩を持続可能にするために当社で実施していることがあり、メンタルヘルスの相談窓口を設けております。
産業医及び産業看護職と連携を取り、サポートしております。