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「show interfaces」について

2019/10/02

こんにちは、キャリエレゾのYです。

今回は「show interfaces」についてお話しします。

「show interfaces」は設定投入や障害対応時に機器のインターフェース情報を(以降IFと呼称)するコマンドです。

主なインターフェース情報は以下の内容です。

・IFの物理層の状態(ケーブルが接続されているか)

※upは正常、downは非正常(未接続かケーブルを認識できていない状態)

※administratively downはIFがshutdownされている状態

・IFのデータリンク層の状態(upは正常、downは非正常)

・IFのハードウェアタイプ

・IFのMACアドレス

・IFのIPアドレスとサブネットマスク

・MTU値(単位はbyte)(1回の転送で送信できるデータの最大値)

・bandwidth(バンドワイズ:遅延)(単位はkbps)

・delay(遅延)(単位はmicro秒)

・duplex(full-duplexは全二重、halfは半二重、autoは自動(対向のIF状態で変わる))

・speed:パケットの転送速度

・IFの規格情報

・受信パケット数:正常に受信したパケット数と合計のバイト数

・送信パケット数:正常に送信したパケット数と合計のバイト数

「show interfaces」は詳細な情報が確認できますが、簡易的に一覧でIFの状態を見たい場合は「show interfaces status」で確認することもできます。